働く。とは
今日は久しぶりに、前の会社で一緒だった人が家に遊びに来てくれて、色んな話しをしました!
そして何故か今になって、はっと思い付いたことがあったので今日はそのこと書きたいと思います!
私は以前、建築会社に努めて、インテリアコーディネーターや、設計業務をして働いていました。
高校生くらいの時に、将来自分は何になりたいのかなぁ…
と考えた時に、建物が好きで特に住宅に興味があったので、設計士になって自分の設計事務所を作るんだ!
と決意し、その後は建築系の専門学校に進学し、地元の会社に就職しました。
当時の建築業界はサービス残業あたりまえ、休日出勤あたりまえ。
その上、仕事をしながら資格勉強をしていたので、とても苦しいと感じる日々でした。
また、設計士として入ったのに、設計の仕事はさせてもらえないし、やっとそのチャンスがきた頃には、結婚、出産で、昔夢見ていた理想の建築家とはかけ離れた自分になっていることに、嫌気がさしていました。
ストレスも多く、自分なりに努力してもうまくいかず、才能がないと落胆する日々。
職場も何度か代わりましたが、何一つ出来ぬまま、ただ働かされている。
という感覚でした。
遂に精神的に苦しくなって、最後は逃げるように会社を、やめました。
そして、建築の仕事には二度と従事しない。したくないと思うようになりました。
あんなになりたかった職業について、資格もとったのに、幸せじゃない。
…何故?
と当時はどう考えても分からず、会社のせい。上司のせい。自分のせい。
とエンドレスに悩む日々。
建築業界から離れ、約三年半たった今。
やっと当時の自分に向き合う事ができました。
今思うのは、なりたい職業を選択した時点で間違っていた。ということです。
小さな頃から私たちは、将来何になりたい?と聞かれて大きくなってきました。それに返す言葉は決まって職業でした。
○○屋さん!とか、○○の先生!とかです。
でも、大事なのは、将来の職業の選択ではなく、将来なりたい自分の選択です。
だから、将来は幸せになりたい!
そう思ったなら、幸せになれる職業を選択すればいいだけの話で、頑張って資格をとったんだから!ここまで働いてきたんだから!と、その職業1本に執着しすぎて自分を見失う何て事をしなくてもよかったんです。
仕事を変えてもいいし、何なら仕事なんてしなくてもいいし、もっと楽に生きてもいい。
自分の可能性を潰していたのは自分だった。そう思えたときに、ふっと笑ってしまいました。
人生をかけて自分を苦しめていたのは自分。
おい自分、なにしてくれとんねん。
そうやって自分にツッコミを入れれるようになってからは、とても穏やかになったし自分にも他人にも優しくなれるようになった気がします。
そんなことを思った今日でした。